「地代・家賃」のための不動産鑑定とはどのような状況?
新規賃料は価格に比べて動きが遅く、また一度決まった賃料は固定的になりがちです。
(このことを賃料の遅行性・粘着性と呼びます)
賃料の増額または減額請求はトラブルになりがちで、適正な賃料を主張するために不動産鑑定評価書が役に立ちます。
「地代」と「家賃」の違い
- 地代とは
- 地代とは一般的に土地を借りるために支払う賃料のことを言います。
土地を借りる人を”借地人”、土地を貸す人を”地主”とも言います。
- 家賃とは
- 家賃とは一般的に土地の上の建物を借りるために支払う賃料のことを言います。
建物を借りる人を”借家人”、建物を貸す人を”大家”とも言います。
想定事例
賃貸事務所経営をしているAさん。
契約から10年間経って、土地の価格があがり固定資産税も高くなってきていることから、次回契約時に賃料の増額を申し出たい。
しかし、当然借家人は値上げには消極的。
借家人に事情を分かってもらうために鑑定評価を依頼することに。
明確な根拠のある不動産鑑定評価書により、値上げ交渉がスムーズに。
借家人にも納得頂ける結果に。
地代・家賃における不動産鑑定のメリット
公正中立の立場から適正な家賃を判定するので、値上げ交渉・値下げ交渉に役に立つことはもちろん、係争になってしまった場合にも鑑定評価書を用いて適正な家賃であることを主張することができます。
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