農地地域

農地地域の種別(全体像)

農地地域

農地地域の意義

農地地域とは、農業生産活動のうち耕作の用に供されることが、自然的、社会的、経済的及び行政的観点からみて合理的と判断される地域をいう。

不動産鑑定評価基準 総論第2章第1節Ⅰ

農地地域の地域要因

農地地域における地域要因は主に「生産性」や「収益性」に着目して判断を行う必要があります。

不動産鑑定評価基準には次のように例示されています。

農地地域の地域要因の主なものを例示すれば、次のとおりである。
1.日照、温度、湿度、風雨等の気象の状態
2.起伏、高低等の地勢の状態
3.土壌及び土層の状態
4.水利及び水質の状態
5.洪水、地すべり等の災害の発生の危険性
6.道路等の整備の状態
7.集落との位置関係
8.集荷地又は産地市場との位置関係
9.消費地との距離及び輸送施設の状態
10.行政上の助成及び規制の程度

不動産鑑定評価基準 総論第3章第2節Ⅱ

農地の個別的要因

農地の個別的要因の主なものを例示すれば、次のとおりである。
(1)日照、乾湿、雨量等の状態
(2)土壌及び土層の状態
(3)農道の状態
(4)灌漑排水の状態
(5)耕うんの難易
(6)集落との接近の程度
(7)集荷地との接近の程度
(8)災害の危険性の程度
(9)公法上及び私法上の規制、制約等

不動産鑑定評価基準 総論第3章第3節Ⅰ

農地地域の細分化

農地

田園地域

地域の自然的条件からみて大部分の土地が田地として利用されている地域をいう。

農地の鑑定評価に関する実務指針

田地とは、用水を利用して草本性植物を栽培する土地をいいます。

畑地地域

地域の自然的条件からみて大部分の土地が畑地として利用されている地域をいう。

不動産農地の鑑定評価に関する実務指針

畑地とは、用水を利用しないで草本性植物、苗木等を栽培する土地をいいます。

樹園地地域

地域の自然的条件からみて大部分の土地が樹園地として利用されている地域をいう。

農地の鑑定評価に関する実務指針

果樹地とは、果樹等を集団的に栽培する土地をいいます。

採草放牧地地域

地域の自然的条件からみて大部分の土地が採草放牧地として利用されている地域をいう。

農地の鑑定評価に関する実務指針

採草放牧地とは、養畜のために採草する土地(採草地)又は家畜を放牧する土地(放牧地)をいいます。