林地地域

林地地域の種別(全体像)

林地地域

林地地域の意義

林地地域とは、林業生産活動のうち木竹又は特用林産物の生育の用に供されることが、自然的、社会的、経済的及び行政的観点からみて合理的と判断される地域をいう。

不動産鑑定評価基準 総論第2章第1節Ⅰ

林地地域の地域要因

林地地域における地域要因は主に「生産性」や「収益性」に着目して判断を行う必要があります。

不動産鑑定評価基準には次のように例示されています。

林地地域の地域要因の主なものを例示すれば、次のとおりである。
1.日照、温度、湿度、風雨等の気象の状態
2.標高、地勢等の状態
3.土壌及び土層の状態
4.林道等の整備の状態
5.労働力確保の難易
6.行政上の助成及び規制の程度

不動産鑑定評価基準 総論第3章第2節Ⅲ

林地の個別的要因

林地の個別的要因の主なものを例示すれば、次のとおりである。
(1)日照、乾湿、雨量等の状態
(2)標高、地勢等の状態
(3)土壌及び土層の状態
(4)木材の搬出、運搬等の難易
(5)管理の難易
(6)公法上及び私法上の規制、制約等

不動産鑑定評価基準 総論第3章第3節Ⅰ

林地地域の細分化

林地

都市近郊林地地域

都市の近郊にある林地地域で、宅地化の影響を受けている林地地域

農村林地地域

農家集落の周辺にある地域で、一般に農業を主に林業を兼業としている農家の多い林地地域

林業本場林地地域

林業経営を主とする林家の多い地域または地方の有名林業地で、有名林業地としての銘柄の用材またはこれに準ずる用材を生産している林地地域

山村奥地林地地域

農家集落への距離等の交通接近条件の劣る地域で、林家は少なく、かつ、散在している林地地域